行き先は地元のツーリングスポットである南砺市(旧上平村)のささら館です。
ここは富山県南西部のツーリングスポットであるR156通称「飛越峡合掌ライン」の途中にある休憩スポットで、富山県側から岐阜県へ、岐阜県側から富山県へ向かうライダーが良く集まるところです。

自宅から少し走ったところにR156があり、適度なワインディングが40キロほど続くので、リターンライダーのリハビリには持って来いかと。
朝走りに行くとここを走って行くライダー達が多く見られるのだけど、今回は遅めで昼前に出発したおかげであまり前を走る車も居らずマイペースで走れ、慣らし運転中にはありがたかったです。
乗った感想は、乗っていて凄く面白かったです。エンジンは気持ちよく回ろうとして適度な加速感があり、ハンドリングも変に意識しなくともスッと傾き曲がってくれる。気持ちよく曲がってくれるから、肩に力も入らずマイペースを維持できるから気持ちに余裕が出来てとても楽ですね。
まだ慣らし中だから絶対的なパワー感や加速感は語れないけど、軽くワインディングを流す分には全然不満は無いですね。むしろ、回ろうとするエンジンに対してアクセルを捻るのを自重するのが大変なくらいw 早く慣らしを終わらせたい!
気になることは車体がコンパクトな分、ちょっと足が窮屈なことかなぁ。
私の身長は173センチで体重はやや軽めの58キロ位なんですが、停止状態で踵がべったりで膝が曲がるくらい。シート高は78センチとのことだけど、もっと低いんじゃ無いかと思うくらいですね。多分、165センチくらいの人でも踵が付くんじゃないかなぁ(または軽く浮く程度)
で、走っていると、前寄りに乗っているときはあまり気にならないんだけど、クルージング中にシートの真ん中辺りに座っていると膝の辺りがちょっと窮屈かなぁと。ここに座っているときはもうちょっとステップが後ろにあっても良いかなと思いました。高さは今のままでも良いかなと思うけど。バックステップもいずれ購入の候補に入れておこう。
そのシート高の低さで、膝が窮屈になって走行中に足を伸ばそうとしたら靴先が思いっきり地面を擦ってしまって削れてしまいました。 ちなみに今まで使っていたレーシングブーツはまだ使えると思っていたけど、車庫から引っ張り出してきたら樹脂部分が加水分解を起こしていて朽ち果てていましたorz。ツーリングから帰ってきた後amazon先生で即注文しました。
走っていて気になったのはこの程度で、ブレーキも必要充分に効いたしハンドリングも良く曲がるし、初心者にも超お勧めですわ。積載性の関係上、キャンプツーリング中心とかなら話は別だけど、日常町中、週末ワインディングという使い方なら全然お勧め。乗りやすいし楽しいです。
今回の走行も、体の都合上片道40キロしか乗らなかったけど、本当はもっと乗っていたかったんだよなぁ。
あ、そうそう、休憩ポイントのささら館ですが、私が付いたときにライダーが数人いたのですが、やっぱりというか、ライダーの高齢化が進んでいましたね。俺を含めて… 基本、リッターバイクで40才以上ばかりでした。休憩中にCBR250Rが入ってきたので「若者キター!」とか思ったのだけど、ヘルメットを脱いだら俺と同じくらいでガッカリというか…
折角楽しいバイクが各社から登場してきているんだから、若い人たちも若い内にバイクに乗ってこの楽しさを味わって欲しいなぁ。
休憩後、帰り道をR304経由にするか来た道を戻るかを迷ったのだけど、ワインディングを楽しみたかったので来た道を逆走する形で帰宅しました。幸いにもずっと前を走る車がいない状態だったのでとても気持ちよく走れました。
帰宅後、予想通り下半身ガタガタで生まれたての子鹿状態になっていました(笑)弱すぎるだろ常識的に考えて。
少し落ち着いてから改めてバイクの細かいディテイルを確認してみました。
まずはフロントスクリーン周り。

スクリーンの先端部分に隙間が空いており、ここから空気を入れることによってスクリーン正面を通る風をそらすエアカーテン状態を作り出しているみたい。確かに顔面にあまり風の抵抗は感じなかったかも。ただ、幅が狭いので肩には風が当たりまくりだったけどね。
トップブリッジ周り

多機能メーターは便利で、当然ツイントリップメーター、オイル交換も記録できます。燃費のアベレージモードもあるけど、基本使わないかなぁ。燃料計がラスト1セグメントになると、残り走行距離が表示されるらしいです。
写真からは見切れてしまったけど、メーター上部にはシフトタイミングランプが付いており、7000回転以上であれば任意の回転数で光らせることが出来ます。
フォーク先端部は見ての通り、非調整タイプ。プリロードくらいは調整できれば良かったかも。したくなった場合はオーリンズのスプリングキットを買えば、プリロードは調整できるようになるけどね。
あと、地味にステムナットが安っぽいので交換したい(笑)
タンク側部

ヤマハの3連音叉有り
カタログには特に記載されていないけど、密かに樹脂タンクです。今までの磁石式タンクバッグが使えなくなりました。
リアショック周り


リアショックはプリロードのみ調整可。ステップ周りは素材感丸出しでちょっぴりチープ。ケチれる部分はとことん安く上げている感じ?気にする人はどうせ交換するところだから割り切っているんだろうね。
スイングアーム周り

リアのスプロケに付いている謎の輪っかが気になります!
マフラー

エンジンの真後ろ辺りに触媒が有り、その横からサイレンサーが接続されています。
思っていたより音は大きく感じますが、音質は乾いた感じなので五月蠅くは無いです。クルージング中は静かで、ヘルメットの風切り音の方が大きいくらいです。
エンジン右側

ワイヤー式クラッチで当然湿式。ブーツにも優しいです(笑)オイルは約2リットル。
ブレーキ


ABSモデルなのでディスクの内側にセンサー有り。どうもABSモデルだとキャリパー交換は出来ないみたいorz 念のためにバイク屋でも確認してみるか…
サイドリフレクターは取り付けステーがめっちゃ安っぽいw 外してぇ!
ラジエター周り


ラジエターはラウンドタイプではありません。
フロントフォークは41mmあり、凄く、太いです…
エキパイは恐らく鉄製。もう気軽に交換できる時代じゃ無いんだよなぁ。
フロントカウル

購入前から気になっていたライト間のダクトは単なるダミーでしたw まぁ、このクラスでラムエアーインテークが付いているとは思わなかったけどさぁ(笑)
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